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マルタ:日本のワクチン接種証明書を承認!

執筆者の写真: masamasa

更新日:2022年2月14日

マルタでは、日本のワクチン接種証明書が認められることとなりました。ただし、veriFLYというアプリを使用して認証することが条件です。

このことにより、14日間の隔離は必要なく、語学学校の対面授業にも参加できます。


背景

マルタでは、アメリカ及びカナダのワクチン接種証明書の有効性を認証するために、このアプリが使用されてきましたが、今回、日本のワクチン接種証明書も同アプリを使用して、認証することによって、有効なワクチン接種証明書として認められると保健省ウェブサイトで発表されました。なお、有効なワクチンとして認められるワクチンの種類は、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、ジョンソン&ジョンソンです。


veriFLYとは

アメリカに本社を置く、認証技術を開発する会社、daonが提供するアプリ。旅行者がそれぞれのアプリに必要な書類をアップロードすることで、渡航先の渡航条件に合うかどうか判別します。現在は、JAL、British Airlines 、アメリカン航空、エアリンガス、マルタで渡航先要件を満たしているかを確認、認証するために使用されている。同アプリを使用することによって、「 Malta Pass」を作成できるようになります。マルタ観光局は、同アプリ開発会社と協定を結び、マルタへの旅行パスとして使用することに合意しました。


使用方法

App Store あるいはGoogle App で、veriFLYを検索、インストール。アプリの使用は無料。名前とEメールアドレスを記入後、セルフィーを撮影、登録したEメールアドレスを認証し、ユーザー登録が完了。


旅行ごとに、アプリ内でパスを作成する必要があります。マルタの場合、「COVID vaccination review」 の項目では、日本のワクチン接種証明書の画像をアップロード、接種したワクチンの種類を選択、最初にワクチン接種した日付を入力、「Travel Authorization 」の項目では、dPLF (Digital Passenger Locator Form : 旅行者滞在情報)をアップロードするか、dPLF作成時に付与されるQRコードをスキャン。各ドキュメントをアップロード後、veriFLYにより無事に認証されると、パスが作成されます。


マルタ入国後、ターンテーブルで荷物を受け取った後に、マルタ入域のための必要書類チェック(ワクチン接種証明書の認証とdPLFの記載内容の確認)が行われます。ワクチン接種証明を認証する際に、日本のワクチン接種証明書とveriFLYで作成したパスで認証することとなります。



*ここに記載する情報は執筆時点のものであり、執筆時点での情報の正確性の確保には十分に留意しますが、本レポートの内容及び記載されているウェブサイト、アプリなどを利用したことで発生したトラブルや障害についてはES Travel ltd. 及び執筆者は一切、責任を負いません。


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